ねこのきもち
  • 便秘の症状と治療、予防方法


    解説


    消化管の機能が低下し、便を排泄しにくくなる。高齢の猫がなりやすい。硬い便を少しだけ排泄するといった症状が見られる。放置すると巨大結腸症を発症する場合もある。3日以上排便が見られない場合は動物病院で受診を。


    原因


    便が固い、排便時に痛みがある、消化管の機能低下、運動不足、病気、ストレスなど様々な原因が考えられる。


    症状


    何日も排便がみられない。トイレに行って排便姿勢はとるが排便できていなかったり、ひどい場合は嘔吐や食欲低下がみられる。


    診断


    排便がみられない場合、腹部触診やレントゲン撮影で便のたまり具合を観察します。


    便秘の治療


    軽い便秘であれば便をやわらかくする薬を使ったり、食事を改善することによって治療します。自力で排出できない場合は浣腸をしたり、便をかき出す処置をします。


    便秘の予防


    水分の摂取量を増やしたり、繊維質の多い食事を与えたりとそれぞれの猫に合った食事をあたえましょう。


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