感染するとすぐ命に関わるというイメージを抱く人も多い「猫エイズ」。しかし実は、感染しても発症しないまま、長く元気に過ごせる猫も多いのだといいます。
今回は、猫エイズの特徴や予防法などについて、獣医師の小林清佳先生伺いました。
猫エイズはどんな病気?

猫エイズはFIV(猫免疫不全ウイルス)によって感染する病気ですが、感染するとすぐに発症するわけではありません。
感染直後に数週間~数カ月、発熱やリンパ節腫大などのカゼのような症状があらわれる「急性期」を過ごしますが、その期間を過ぎると「無症候キャリア期」と呼ばれる期間に入ります。
これはウイルスの潜伏期間で、何も症状はあらわれず、感染していない猫と変わらない生活を送ることができます。その長さには個体差がありますが、数年から10年以上にもわたります。
このため、猫エイズキャリアであっても、発症しないまま平均寿命を超えて元気に過ごす猫も少なくありません。