ねこのきもち
  • 獣医療は日々進化しており、さまざまな病気に対する新薬の開発が活発に行われています。
    そこで今回は、高齢の猫に多い「関節炎」と、不治の病と呼ばれていた「猫伝染性腹膜炎(FIP)」の新薬について、獣医師の山本宗伸先生にお話を伺いました。


    副作用の少ない関節炎の薬


    マンチカンの日向(ひなた)くん♪
    引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

    関節炎とは、加齢に伴って関節の軟骨が破壊されて運動時の動きを低下させたり、痛みを引き起こしたりする病気のこと。正確には「変形性関節症」や「骨関節炎」などと呼ばれ、6才以上の猫で60%、12才以上では90%の猫が発症しているという報告もあります。


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