猫が快適に過ごせる生活空間にするには、猫の数に配慮した空間づくりをすることが大切です。
そこで今回は、1匹の愛猫と暮らす飼い主さんの「猫1匹でも退屈しない工夫が」つまったお部屋をご紹介します。二級建築士の中村裕実子さんには、お部屋のポイントなどについて解説していただきました。
窓辺のスペースには愛猫がくつろげるアイテムを置く

2匹の愛猫とのお別れを経験したあと、ヤーヤくんという1匹の猫を迎えたFさん。郊外にある眺めのいいマンションの1室には、ヤーヤくんが1匹でも楽しめるアイデアがいっぱいつまっています。
たとえば、遠くに海も見える窓辺に並ぶのは、猫タワーをはじめ、チェアやテーブルもすべてヤーヤくんがくつろげるようにと置かれたもの。ベランダに遊びに来た小鳥を窓から見てクラッキングをしたり、さりげなくチェアに吊り下げられたおもちゃで遊んだりと、1匹でも退屈しません。