あくびは、あごの筋肉を大きく動かすことによって脳内の血流をよくし、脳を覚醒させるための生理現象です。猫のあくびについては、まだまだ未解明な部分も多いですが、今回は猫のあくびに隠された6つの気持ちについて、哺乳動物学者の今泉忠明先生にお話を伺いました。
「眠い~」と思っている

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猫があくびをするときの気持ちで最も多いのは、眠いときです。副交感神経が優位になって呼吸がゆっくりになると、脳内の酸素が不足します。そのため、あくびをして脳の血流をよくし、新鮮な酸素を行き渡らせようとするのです。猫がお気に入りの休息場所でリラックスした姿勢をしながらあくびをしていたら、眠くなっているサインでしょう。