糖尿病は生涯付き合っていかなければならない病気。糖尿病を予防するためには、意識した運動と食事で血糖値の上昇を抑えることが大切です。
そこで今回は、猫の糖尿病を予防する具体的な方法について、獣医師の小林清佳先生に伺いました。
適度な運動でストレスを解消して肥満を予防する

血中の糖は、すい臓から出るインスリンの働きによって細胞に運ばれますが、このインスリンの働きが弱くなったり分泌されなくなったりすると、糖が血中に残って高血糖の状態になります。この状態が持続するのが糖尿病です。
運動不足になると、このインスリンが機能しにくくなることが知られています。また、運動不足はストレスや肥満の原因にもなり、血糖値が上昇する一因に。適度な運動でストレスを解消し、肥満を予防することが大切です。